ライフイズベリーショートフィルム

子供と大人、原色と間色
絵を描くことが人生みたい
うまくわからないけど、いま電車の中でそう思ってポチポチケータイを打ってみる。

というのは
絵を描くこと=人生
みたいだなって!

逆に
人生=絵を描くこと
って…

生まれた時、だいたいの人は真っ白なキャンバスを持って生まれてきて、そこでまず親に絵の具とかのセット(愛)をもらってーって。

子供だから色を混ぜることなんか知らなくて、原色ばっかりの絵になってくの…
たまに絵の具の使い方がわからなくて真っ白いまんまのキャンバスの人もいるけど…

高校生だった頃は、混ざった色を使って絵を描いてる人に興味津々だったけど、
卒業してからというもの、とにかく俺はできるだけ原色か真っ白に近いキャンバスの人と出逢っていたいって思った。

なんでかなあ、たぶん自分が優位に立ちたいんだろうなあ。汚いな自分…

ほら、なんていうかその人のキャンバスに俺も色をいれたいって思っちゃうの。
しかもすこし汚い現実味のある色。
俺の使ってる色で、少しでも俺っぽい色味のキャンバスになってほしいなあって。

勝手だなあまったくもう。自分って…

しかも、なぜかそういう人に出逢ったときすっごく胸がギュッてなる…
恋人が目の前で泣いてる時の気持ちに似てる…助けたくなるし力になりたいって思う。勝手ながら…

とか打ってるうちに電車は藤沢に着きそう…前に付き合っていた恋人と降りた街だ。

この街も歩きづらくなった。君のにおいがまだ残るから…