光の中に立っていてね
1/14に僕は吉祥寺にいた。
これからの音楽活動を【本当】というものに近づけるために。
彼女はいつも言ってた。別に君の音楽好きじゃない。
そして好きになってもらう前に去っていってしまった。
愛ってよくわからない。
でもダメになることだと思う。
僕は文字通りダメになった。
悲しいくらいにダメになった。
離れていった人もいる、でももっと距離を詰めてくれた人の方が多かったな。
なんとかやっている。
なんとかやってかなきゃいけないからな。
そこには希望がある。
無茶苦茶になった。
今まで言ってきた【青春】っていう言葉ではもう表せないくらい綺麗なものじゃなくなってたと思うな。
僕の人への愛の気持ちは
究極に尖っていて、人を殺してしまえるくらい鋭くなっていた。
高校生のころはまだ可愛かったもん。
丸かった。淡くて儚かった。
今はノイズが混じって、その中でキラキラしてるものを探してた。
銀杏BOYZの今が
僕の今と重なっていた。
気持ち悪いくらいに気持ち良かった。
もしかしたら同じ瞬間に同じ曲聴いているかもなあって思ったりしてる。
でも彼女は人間じゃないから、もう銀杏BOYZは聴かないかも。そういう約束だったから。
あの夕焼けが沈む前に3秒間だけキスしたい。涙を飲み干したい。
さよならを閉じ込めて、目をつぶって隣で寝ていたい。
そんな瞬間が誰にも一回はあるはずなんだ。
泣くことは恥ずかしいことじゃないことと、今いるこの瞬間がどんなに辛くても、抱きしめてやろう!と…
そういう風に言われたことがあったな。
僕にとってロックは
僕にとって音楽は
「先生」みたいなもの。
僕は彼女を幸せにできませんでした。
あの涙を守りたいと思っていたのに残念ながら、手のひらをすり抜けて遠いところに行ってしまったのです。
この曲をイヤホン分け合って聴きたかったな。
2014.1.14
銀杏BOYZへ