ご褒美をあげる
今日は天気が悪かったなあ。
でも、なんかアスファルトが良いにおいだったから好きだなこういうのも…
この街は僕の好きなにおいがする。
ある女の子が
私、最近上を向いて歩いてません。下ばかり向いてます!
って言ってた。
僕はそんな子がしているイヤホンから
変装少年の音楽が聞こえてほしいって思うな。
君には素敵な夢をみてほしいな。
僕にとって夢を見ることは最高のご褒美なんだ。
寝るのがもったいないくらいに生きていたいから。
死にたいくらいキツイ時もあったけど、
なんか情けないくらいに生きていたいの。
だから一緒に夢をみようよ。
濡れたアスファルトのにおいをギュッと凝縮して、
この夜の始まりに鐘を鳴らすから
その時イヤホンを分け合って音楽聞こうよ。