あなたの頬に触れた風が僕の部屋のカーテンを揺らす。そんな時僕は…

どうしてもこっぱみじんになりそうなときハーモニカの音色を聞くと僕はなんだか明日に希望を持てるんだよな。


僕の心をサラっと夜の空にばら撒いてくれるっていうか…


最近の僕はといえば、
夢の中でも一人ぼっちで、さびしい世界に放り出された孤独な少年。


本当に何にもできない僕がいて、本当に何かしたい僕がいて。


でもこの2人の僕は一緒にいるとすぐに口喧嘩を始めて、キチガイみたいにギャーギャーと叫ぶんだ。


今、僕の周りにすっごい悩んでいる人たちがいたら、何人くらいが頭の中で喧嘩しているのか聞きたいな。


今日ばっかりは一人で花火をしたくなって、公園でさせてもらったよ。


1年前の花火が余っていて、日課のランニングが終わってブランコでユラユラしてたら急にやりたくなってしまって…


すっごいキレイだったな。


まるで僕自身がバチバチはじけてるみたいで、
いいぞ!もっとはじけろ!なんて言っちゃったりして!


今日も息の仕方を忘れなかったよ。


苦労しないで生きていく方法は、自分を捨てることだとはわかってるけど、やっぱりダメだ!


残念ながら、僕は自分の捨て方がわからないよ。


これからもずっと大嫌いで大好きな自分が付きまとうんだと思う!


嫌でも影みたいにぴったりとくっついてくると思うと本当に笑えないよ。


街の街灯がチカチカしていて、ぼんやりと輝いている。


ああ今日こそ夢で君に会おうって思うんだよな。


夢の中でこれは夢だって気づくことができたのなら、
僕はそこを新世界と名づけて、君と結婚して素敵な人生を堪能したいな。


最近の見た夢では、


誰もいないのに僕は独り言で
「僕、空が飛べるんだ」


そういって、屋上からとびおりっちゃったりして、
さくらの花びらが舞うように僕も舞ってしまってたの。


あとは、ひじをついて遠い眼差しで窓の外の気球を眺めてる君の横顔に


僕は恋をしてしまって
2人で1つのイヤホンでweezer聴いたりしてた。


さまよい続ける僕は夢の中で君の横顔を見ていたつもりだったのだけれども、


どうも君だと思っていたものは僕が作り出した幻覚であったみたいで、君に触ろうとしたらシュッて消えてしまったんだ。


僕は頭がおかしいみたいだ。


でも匂いはたしかに君の匂いだったんだ。


あのすばらい夢をもう一度!


そう叫んでしまいたくなるくらいメルヘンチックな夢だったな。


僕は自分のために生きてる。


だって人生って自分のものじゃないか。


死ぬために生きてるんだから、やっぱり満足できるように生きていたいもんな。


偽善的な、誰かのためになんて言葉は人生を狂わせる…


まるで僕たちは機械のように、ただ誰かのためにひたすら仕事をするなんてバカらしい。


それでも仕事してる人を尊敬しちゃうけどね。


あ!!最近思いついた遊びがあるんだよ!


今日はちょっと変わったカッターナイフの遊び方をみんなに教えちゃうぞ!!


いいかい、カッターナイフがカチカチカチ、と言うまで刃を出すんだ。カチ、は3回だよ。


そしたら右足の大腿筋のあたりに軽く刃を当ててみようか。


そうだね、ひんやり気持ちいい。


次に少しずーつ力を入れる。
『あ、これ以上いったら切れる。』っていう直前まで刃を当てて、パッ!と離す。


あーら不思議。
痛いような気持ちいいような感覚!
でも足を見ても傷一つない。


楽しいね。


だけど周りに『わっ!!』とか言って背中を押してくるような悪い子がいないか注意して確認してからにしようねぇ。


そんなことになったら世にも珍しい赤い噴水を見て、
もしかすると精神病棟に缶詰にされてしまうかもわかんないんだから。


今日の本題に入ろうかなって思うんだ。


なんだか最近mixiとかでもそうだけど、誰か悩んでる人がいるとして、そんな時コメントで今度飲もうよ!みたいなコメントをよく見るけど、それって本当に悩んでいる人のことを思って言ってるのかな。


僕はお酒飲んだら本当に話したい事がわからなくなったりすると思うんだ。

素面(しらふ)で悩みを相談できてこその相談相手だと思うんだ。


それが出来ないのなら、真の相談相手ではないような気がしてならない。


僕はそんな人に何も相談したくないし、自分の悩みの価値を下げたくもないんだ。


ほんとに素面で相談できる人こそ自分にとって一番の相談相手なんじゃないかってさ。

お酒の力を借りるなんて邪道なんじゃないのかってさ。


僕はこういう状況に女の子がいるとして、男の人が今度飲もう!話し聞くよ!みたいな流れからそのままエッチをしてしまったりするこの憎たらしい世界が悲しくて悲しくて…

必ずしもそんなことはないことくらい僕だってバカじゃない、知っている。


でもやっぱりそんなことが簡単に起きてしまいかねないのもみんなもわかると思う。


これからは素面で相談できる人を探そう!


そうすれば、自分の悩みのレベルを下げることはないのだから。








〜夢Girl〜


シュシュをつけた君はキラキラと

ばねみたいなかわいい前髪の

僕はほおばりながら

ハーモニカをあげる


僕のナイフの光のような鋭い視線

君のほほを通り過ぎて

夜はふけっていく


シュシュをつけた君はキラキラと

星のかけらみたいなゼリーを

君ははほおばりながら

ほほえみをくれる


僕のナイフの光のような鋭い視線

君のほほを通り過ぎて

夜はふけっていく


君の横顔を僕は見ている

ああそろそろ帰らなきゃ

メトロよりも早いスピードで

僕の発明した愛を伝えよう


僕のナイフの光のような鋭い視線

君のほほを通り過ぎて

夜はふけっていく


君は僕の背中をたたいた

僕は悲しくなるくらいうれしくて

ああ今日もギターを弾こう


とぼとぼと歩いて

ぼそぼそと独り言

路地裏の悪魔は今日はいない


HAHAHA







今日はなんだか眠れない…

眠りたくない。


もしかしたら君の夢を見ちゃうもんな。


まだ告白の言葉考えてないんだもの。


夢の中では僕は記憶喪失なもんで、


君といつまでも一緒にいられるような気分になっちゃうもんで。



おや、空もだんだんと明るくなってきたな。


ベランダから見える山はまるで君のおっぱいのようで僕はさらに眠れなくなるのさ。


とりあえずハーモニカ吹いてみて君の太ももで眠れる妄想をしてみようかなって思うよ。


そしたら君も夢で僕を膝枕する夢を見てくれるかい???


もし見たなら、僕に手紙でも送ってくれるとうれしいな。




まだ君の頬に触れた風が僕の部屋のカーテンを揺らしてる。


めいいっぱいにその風を吸い込んだ僕は、まるで天まで昇ってしまうくらいだよ。



寝不足です…