僕の敵、自己嫌悪、自己陶酔。そして・・・

い、いかん。

アレがきたよ。アレが。

タイミングとか空気とか読めないヤツが。

嫌いな習い事の前みたいな
好きな子や気になっている子が近くにいるときみたいな
はたまた振られたときみたいな
あいつに裏切られたときや、あの子がいなくなったときみたいな。

そんな時必ずやってくるあの喉からみぞおちにかけて乱気流が発生したみたいなモヤモヤしたヤツ。

今日は夜にやってきやがった。

チクショウ。

すごいやるせない。

いままで19年生きてきたけど、こいつの解消法がどうもわかんない。

寝ようとしても胸の辺りの空気が苦しくて寝れないし、しかも今日の気流は強い。

辺りかまわず暴れ散らして乱れていやがる。

こうゆうとき死んでしまいたいとか言う人もいるだろうな。

俺にはできない。

だってやりたいことがいっぱいあるから。

生きてると嫌な事とか苦しいこととかあるけど、楽しいこととかやりたいこととかあるから。

俺が死にたいだなんていじけてた今日は昨日病気で亡くなった人が精一杯生きたかった明日なんだから。

なにか耐え切れないほど悩みがあって死ぬことでしか解決できなかった人が憧れていた明日なんだから。

ありきたりだけど、生きていればいいことだってあるはずだし紛争があるわけでもないし、戦時中でもない。

ここは日本で、平成19年なんだから。

そして僕はまだ19歳しか生きていないんだから。

僕の知らない世界や、人だってたくさんいる。

まだ見ぬ明日に何があるのかもわからない。

その明日は楽しいのかも知れないし、乱気流が全身に広がるくらい辛いかもしれない。

わからない。

・・・わからないんだよ。

だってまだ見ぬ明日なんだもんさ。

うん。

これもありきたりだけど、世の中には僕より辛く悶々として毎日姿の見えない何かと戦ってる人だっているもんな。

僕だけが辛いんじゃない。



明日はきっと幸せ。
明日はきっと仕合せ。
明日はきっと死合わせ。



他人を無視するわけじゃないけど、他人のことばっかししててもしょうがないよね。



僕の立場になれば僕が正しい。
君の立場になれば君が楽しい。



同じ立場になれる人と楽しもう、慣れ合おう、仕合わそう。

けんかだってそんな人となら幸せ。

そんな流れ行く日々を見つめて僕は君と笑えるよ。

だから生きてる。

こうやって文章に表すことが、この乱気流んの解消法なんじゃないかなって僕は思った。

やっと楽になれる方法がわかった。





ほら、幸せ。