風船バット

祭りの季節がやってきた。

今日は越谷でバイトしていたんだけど、祭りをやってた。

ああいう祭りはすごく思い入れがある。

僕はすごく悔しい思いばかりしていた。

中学の時、僕はもちろん冴えない14歳…

祭りが好きだから友達と行った。

サンダルはいて半ズボンというスタイルで…

僕は女の子の友達なんていなかったから、そこでたくさんすれ違っても何も起こることはなかった。

友達は気づいたら女の子と話してて、僕はつまらなくなって何にも言わずに帰ってきた…

くじびきで当たった鈴入りの風船バットだけが僕の寂しさを紛らわしてくれた。

今はその風船バットは押入れの中…

今はどんだけ悲しくたって寂しくたって、風船バットをアコースティックギターに持ちかえて、耐え凌ぐことができる。

ガキの使いを見ることができて良かった。

笑えたわ。

祭りにきてる女の子は本当にらかわいらしい。

なんだか透明感があった。
すごく良い子なんだろうな。

いつか、またどこかで逢いましょう。

今年はフィーバー!!!