未来と過去を行ったりきたり、そしたら本当の僕がいなくなっちゃった

今夜はやたらに心にしがみついて離れない、
謎の形をした黒い影に邪魔をされてばっかりだ。


バンドのことだけ考えてやっていきたいのに
どうしても雑念が頭の中で追いかけっこしているんだ。


僕はこれが苦手でねえー


それもそうだ、
だって息をするのも難しいくらいなんだもん。。。


学校って辛いよ。
なんでこんなことやっているんだろうって常に迷わされちゃう…


この精神をごちゃごちゃにしてくる真っ白い壁に囲まれて
僕はギリギリの生活をしているんだよ。



困っちゃうよな。
でもそこでしっかりと目を開いて生きている人を見ると
僕は自分の劣等具合に涙がキラリだ。



見ていてほしい。
これから僕はすっごく辛い道を選んだけど、
これが自分の道みたいだよ。




小学校


あのとき確かに僕たちは半そで半ズボンで校庭とか駆け回ってたよね。

そうそう、かかとで土ぼこりをたてながら、
ドッヂボールのコートを書いてたんだよね。

土ぼこりはみごとに校庭のポプラの木に立ち上っていたよ。

きっとその校庭でまたみんなで集まって
話をすることがくるんだって思って卒業したんだ、、、

でも現実は僕たちをバラバラに引き離して、
そっと思い出に丸め込もうとしてくるんだ。





中学校


あのとき僕たちは強いものからそっと逃げつつも、
階段の踊り場で笑顔をこぼしながら踊り狂っていたね


他人との劣等感に悩んで、万引きすることで
自分たちにも何かすごいことができるんだなんて勘違いしていたね。


そんな歪んだ心を持ってた僕たちに
ゴーイングステディというバンドの音楽に出会っちゃったものだから
もういままで白黒だった世界が一気に色づいた感じだったんだ。


僕らはそこで音楽も僕らの武器になるんじゃないかってね…


重い荷物を背負って、かかともボロボロになりながら
帰り道に和菓子に行ってうぐいすっていう名前の緑色の餅を食べたり…


女の先輩に常に憧れていたなあ。
できるならお話とかしてみたかったなって言いながら帰っていたよね笑


涙も出やしないって思ってた卒業式でも、
結局楽しかった思い出が溢れてきて、
死にそうだったことなんて忘れて泣いてたね。





高校


正直高校生活は完璧に嘘で塗り固めた人間を作っていたな。
だからいつも心は冷め切っていたよ。。。


高校生みたいなものを演じていたって言うのかな。
だからこの3年間は実はなかったようなものなのかもしれないんだ…
最近までずっとそう思っていた。


でもこの前みんながライブを見に来てくれて、
なんかこんな自分にあのときと同じように接してくれたことがすっごく嬉しかったよ。


高校の頃は何回か死のうともしたけど、
結局いままで生きているし、なんかあの3年間もしっかりいまの生きている自分に影響しているんだって思ったよ。


どうもありがとうね。




大学


大学なんて一番無意味で
こんなところにこなければ良かったと
日々自転車に乗りながら文句を吐き捨てて、
一人ぼっちも怖くなくて、
何がいったい何なのかわからない変態少年だったよ。


この空間は自分のいるところなんかじゃない!


ずっと言い聞かせてきたよ。


結局僕はずっとずっと一人ぼっちで生きていくんじゃないのって思ってたんだ。


しかもそれが全然怖いことだって思ってなくてさ…


でも間違ってたな。。。


大学にいったから今の自分がいるんだよ。
うん。


音楽できるこの環境があるのは
最低最悪って思っていたこの大学に入ったからなんだ。


そしてこの大学で僕は少しだけ存在しているんだって感じることのできる場所ももしかしたら見つかったんだ。



それは100人以上もいる空間で、
一番苦手な空間なんだけど、
いまは僕にとって居心地がすごくいい場所なんだ。





あはは!!
話がすごく昔からさかのぼっちゃったな。


でもどうしても感謝したくてさ。
いままで関係してくれた人に…



僕たちは今ちょうど人生を選ぶ岐路に立っているんだね。
みんなみんなひとりひとり悩んでいる。


たくさんいろんなこと考えてるよ。
僕もみんな…


すごいことだよね!


あんなにたのしく遊んでるだけだったのに、
いまじゃ立派な大人だよ。


みんなかっこいいな。


だから応援するよ。


今、自分のこれからのために就職活動で苦しんでいる人たちを僕は本気で応援する。


自分の決めた道に自信を持って進めることを祈ってるよ。


みんな頑張れ!!!


だから言わせてくれ!
僕もこれからノアの泥舟に乗るけど、
応援してほしいな。


どうだい?
oasisのwhateverがこの日記には似合うと思うんだよねえー


だいじょうぶだよ!
みんな自由に選んだものになれるんだから!



ほら!
いってらっしゃい!



卒業式間近みたいな日記になっちゃったけどね。
でも僕はそんな気がする…



今からでもずっと一日って貴重なんだ


今まで関わってくれたすべての人へ…


遺書みたいになっちゃった


バイバイ!!