恥じらいの無い街、新宿CITY
久しぶりに好きな曲を聴いたよ。
僕が中学生の頃に聴いていた曲…
あの頃、音楽のことってあんまりわからなかったけど、
いつもその向こう側には景色が広がったいたよ。
言葉に表すと形が変わりすぎてしまうんだけど、
見たこと無い景色なんだけど浮かんできたり、夕焼け空だったり、帰り道だったり、クラスのマドンナだったり、いじめられていた子だったり、
たくさんの景色が混ざりあって、イヤホンから伝わってきていたんだ!
ほんとだよ。
その景色がさ、今日も色褪せることなく、そのままの景色で伝わってきたんだ。
あの時のままなんだよ。
すごく素敵なことだと思うんだけど…
みんなはどう思うのかな?!
そんな音楽に魅せられて、
ふと東の空には虹がかかっていたよ。
始まりと終わりの場所を探しに行きたい気持ちになったけど、僕は新宿という街に手ぐすねひかれてたもので、急いで中央線に乗り込んだよ…
中央線の景色で好きなところは中野と新宿の間だなあ。
なんかいつもライブとか観に行く時の時間帯が素敵な空の色してるんだよー。
新宿という街はすごくたくさんの顔があって、
その顔をよけながら向かうは新宿レッドクロス。
今日は真っ赤なルージュズのライブを観にいってきた。
ギターの音がすごい好きだったな〜。
キラキラ…
ニューヨーク良かった!
テイクミーニューヨーク!?
僕もニューヨーク行きたくなったもん。
ニューヨークロックでも聞こうかな。
ストロークスがいいなあ!!
かわいい男の子に飲みこまれてしまったもので、挨拶だけしてそそくさと帰ってきてしまった。
新宿という街に僕は存在を隠されそうになったから、
負けないように負けないようにと必死に足を地につけたんだ。
カラオケに何回も誘われたけど、1人でカラオケをしたことがない僕は心が縮んでしまって歩くのも疲れちゃったな。
帰ってきてすごく落ち着いている今現在。
窓の外はベランダと外の空気が混ざり合ってすごく好きなにおい。
真っ赤なルージュを塗り直した、あの風俗のお店の女の子。
僕は歌をあげたいけど、
今、君に聴いてもらうにはお金を払って君を指名することしかダメなんだろう…
もっと有名になったら、きっと君の耳にも届く日がくるのかな?!
きっとその日がくるさね?