窓際の席の可愛い君へ

窓から見える景色はどんどん赤や黄色に色づいているのかい??

校庭で走ってる男の子をアリに例えて、

あれは働きアリだ!

なんてボソッとつぶやいているのかな?

先生に当てられて、
どこを読んでたのかもわからない国語の授業が終わって、

放課後に好きな人と会うってことで、ダッシュで校門を飛び出すんだ。

どこへ行こうかなんてことは問題じゃない!

ただ、一緒にいたいだけなのよ。

そんな君の横顏に僕は恋をしたんだ…

そろそろ赤も黄色も消えていくよ。

冬が始まるんだな。