タイムマシーンできのうまで…

あ!!


街灯がなんだかチカチカしてるよ。


良く見てみたら、小さくなった君が踊ってたんだね!!
びっくりさせないでおくれよ。


まったくもう…


僕だって小さくなることなんて簡単なんだから…


アスファルトの割れ目に僕は落っこちちゃうだろうな。
だって間抜けなんだもん。


君はニコニコしながら僕の買ったギターの弦の上を走り回ってるんだね。


かわいい。


でもあんまり変なところ走り過ぎないでくれよ。
チューニングがおかしいギターになっちゃうからさ。


あまーい香りのする香水の雨を降らせてあげようか?
文庫本のトランポリンもおもしろそうだな…


うーーんMDの調子がおかしいんだけども、
見てきてくれないかい?


そうだ!
君に詩を読んであげるよ。


僕は谷川俊太郎がお勧めだな。
あの人は小学校の時以来少しの間ご無沙汰だったっけ。


高校に入ってまた再会したんだ。


パーカーが似合う君だから、
僕は君に買ってあげる。


パーカーが似合う君だから、
君にギターを弾いてあげる。


パーカーが似合う君だから、


パーカーが似合わない僕を笑っておくれ。


夜目が覚めて、外に出てみると
フワーって風が来てなんとなく君の香りがした気がしたよ。


でも違ったよ…
その匂いの招待は今日一日頑張った酔っ払いのお姉さんの匂いだったんだー。


ややこしいなあ…


そういえばあれから君をめっきり見なくなったなあ。


それもそうだよな。
だって僕は天国にいたんだもの…


みんながそっと生きている。


僕が死んだこととか、きっとわからないんだね。
忘れちゃうんだ。


だんだんといつものように日常が続いていくんだね。


そんなのあんまりさ。


バンドTシャツが似合う君だから、
僕は君と話があったんだ。


バンドTシャツが似合う君だから、
君にハナウタを歌ってあげる。


バンドTシャツが似合う君だから、
優しい夜とキスが出来る。


バンドTシャツが似合う君だから、


バンドTシャツが似合わない僕を殺しておくれ。


フードをかぶった君は言うよ、
手をつなぎましょうって。


フードの中はおもちゃのピアノが入ってた。


フードをかぶっている君は、なんだかロケットみたいね。


こんばんは!
優しい夜に何度も涙が出そうになります。


この日記なのか歌詞なのかわからない文章は
新しい曲の歌詞のもとなんだ。


夢で見たことだったり、
妄想してたり、


いろいろなものが歌詞になって飛び出したとき、
すっごく心が穏やかになる。


美空ひばりが優しく僕に言い聞かせてくる。


わずかばかりの運の悪さを恨んだりして…
人生って不思議なものですね


僕は涙が止まらなくて、
時間も忘れて夜を越えていったよ。


今日、日記でいいたいことがあるよ。


本当に優しい人って、本当に優しいまんまなんだ。


なんかその日との優しさに触れた瞬間、
これまた視界がぼやけるくらいうれし涙が出そうになる。


別に、


死のうとしてるときに助けてくれた


とか


恋人にフラれたときにそばにいてくれた


とか


雨で凍えているときに家に入れてくれた


とかではないんだけども…



なんだか、その人が本当に優しい人だったとき、
なんら変わりのない普段の会話でにじみ出てくるものなんだ。


それを知ったんだ。
なんかすっごく心が波に旅立つような感覚だった。


とにかくそんな人がたくさんいてほしいって思うよ。
自分のことを大切にするのは当たり前だけどね。


やぱり無償の優しさをスッと出せる人間ってそういないよ…


みんながなればいいと思うな。


あはは、また偽善者っぽくなっちゃったのかなあ。
でも言いたいことは迷わない。


これからも頑張ります。



6月とかに間違って地上に出てきて
人知れず鳴きまくるようなセミになりたい!!!