僕と君との埋め合わせ
まるで外見、性格、どれをとっても周りの男には敵わないからさ。
僕はそんなことに気づいてしまった小学3年生の夏の昼下がり。
中学生になってから何をどうすればいいのかもわからず、
音楽に助けをもらいながら生きてきたんだ。
高校になってからは少し考えられるようになってきて、
この周りとの差をどのようにして埋めていこうかとずっと考えていたよ。
自分もおんなじだよ
って僕のことを励ましたりしたけど、
表面ではそのようなことを言ってても、
結局その人も僕のことをどこかで対等には見てないなって部分がはみ出てきたときは驚いちゃった。
どんなに隠しても僕には見えてたからさ。
あのときの「あ!自分見下されてるな」って思った瞬間は
世界の終わりでも告げられたときのような気分なんだよ。
毎晩3時くらいまでもう一人の自分と話し合いをして
これからどうしていくか頭を抱えていたよ。
そこで僕は文学的にというか大好きな、音楽、本、漫画、映画に詳しくなって
周りとの差を補うことに決めたんだ。
それからは、もう常に周りの人と関わる時は常に下手(したて)に出ることに決めたんだ。
なにかに取り憑かれたようにたくさんの音楽、本、漫画、映画に触れ回り、結局今の段階にいたるわけだ。
立ち向かうんだよ怖いけど。
僕は女の子が好き。
僕は年齢なんて関係ないって思うんだ。
相思相愛だったなら、それがどんな形であってもいいと思う。
きっと二人で一緒にいるときに殺されても二人は笑顔なんだ。
すっごくいいよねそういうの。
そういうこと。
日本の音楽は終わったなって思った反面
お金のない僕はそのCDを握りしめてレジに走っていくことができたから。
レシートはいりません!!!